日焼けと
         UVケア

    

 小麦色の肌は健康的な印象を与え、以前は海、山でこんがり焼いた肌が
 好まれていました。
 しかし、今日では環境の悪化によるオゾン層の破壊によって、
 紫外線による害がクローズアップされはじめました。

 過度の日焼けは、シミ・シワの増大、白内障、そして場合によっては怖い
 皮膚ガンへとつながることもあります。
 ヒリヒリするまで日に焼いたり、黒さを競うようなことはやめ、夏でも長袖、
 ツバ広帽子、紫外線カット衣類の着用、そしてサンスクーリーン剤の上手な使用を
 心がけましょう。

 特に子供の皮膚細胞は、太陽の紫外線感受性が大人より高いといわれています。
 以前は、裸で日光浴をさせることが良いといわれていましたが、最近は子供のときに
 あびた紫外線量が、将来の皮膚ガン発生率に影響を与えるともいわれていますので
 あまりおすすめできません。
 子供を外に出すときは、日焼け止めクリームを塗ったり、つばの広い帽子をかぶせて、
 皮膚を保護してあげましょう。
 太陽が人に与える開放感・高揚感、その精神的・心理的メリットは、
何者にも代えがたいものです。
過度の太陽被爆の問題点をよく理解した上で、アウトドア−を楽しみましょう。

                                                  

 豆知識


紫外線の種類

  太陽光線は、波長の長い順に、「赤外線」、目で見える「可視光線」、目では見えない「紫外線」の3つおおきく分けられます。
  紫外線は太陽光線全体の5〜6%を占める光線でUVとよばれています。
UVは、さらに波長の長い順に、「UVA」 「UVB」 「UVC」の3種類に分類されています。 UVCはオゾン層に吸収されて地表には届きませんが、UVAとUVBの2種は地表に届き私たちの皮膚に 影響を及ぼします。

紫外線の影響
  日焼けをすると、紫外線によって傷ついた皮膚細胞のDNAを守るため、皮膚の表皮の最下層にある色素細胞がメラニンという黒い色素をつくります。 日焼けしたときに黒く見えるのはメラニンがたくさんつく られているからです。
普通でしたら傷ついたDNAを修復する仕組みが働きますが、日光による刺激が長く続くと傷ついたまま  のDNAが複製され、場合によっては皮膚ガンを起こすことにもなります。

紫外線による急性障害
  一般に日焼けと呼ばれるもので、急性炎症のサンバーンと炎症が引いた後に起こるサンタンがあります。

紫外線による慢性障害
  紫外線は皮膚を老化させる大きな原因となります。
だれでも、年をとることで皮膚が老化(自然老化)しますが、紫外線による皮膚の老化(光老化)は、自然 老化とはまったく異なるものです。
  例えば、「しみ」と「しわ」の80%以上が、紫外線が原因で起こるといわれています。

紫外線による障害例
  • しみ、そばかす・・・UVBが皮膚の表面の表皮層に作用して、メラニンによるサンタン、つまり「しみ、そばかす」を作ります。
  • しわ、たるみ・・・UVAが皮膚の奥のほうまで浸透し、内部にダメージを与えます。 そして肌の弾力を奪って「しわ、たるみ」をつくります。
  • 良性腫瘍・・・しみのような茶色の斑点が、いぼ状に盛り上がる「脂漏性角化症」など。
  • 悪性腫瘍・・・皮膚が赤みを帯び、表面が硬いかさぶたに覆われる「日光角化症」、皮膚ガンで最も多い「基底細胞ガン」、日光によく当る部位にできる「有棘細胞ガン」など。
  • 白内障
  • 免疫抑制・・・過度の紫外線により皮膚の免疫力が低下し、ウイルス感染を起こしやすくなったり、皮膚ガンに対する抵抗力が低下します。  


日焼け関連商品

UV関連商品